まだローンの返済が残っている段階で、妻が退職し、その後のローン返済は夫が全額負担するケースがよくありますが、こうなると、ふたたび贈与税の問題が生じます。というのはこの場合、妻が負担すべき残りの返済額に相当する金額の贈与が、夫から姿へあったとみなされるからです。もっとも、この場合でも税法上の扱いとしては、妻の負担すべきローンの残額相当分が一度に贈与されたとみなされることはありません。夫がその年に支払
ローン返済は夫が全額負担するケース... の続きを読む
「木造戸建住宅から購入したマンションに引っ越したら税金が高くなった」こういった悲鳴を耳にすることが多い。マンション購入後の思わぬ出費になるのが固定資産税・都市計画税だ。固定資産税・都市計画税とは所有する不動産にかかる税金。毎年1月1日時点の現況をもとに、市町村(東京23区の場合は都税事務所)が請求する仕組みだ。税率は固定資産税1・4%、都市計画税O・3%のため、購入時にはさほど気にはならないのだが
固定資産税・都市計画税... の続きを読む
空から見て、関束平野全域が民家とビルで埋まっているとなると、ちょっとこわい気がします。しかし逆に、東京ほど家並みが揃っていない都会、ムダの多い都会も先進国では少ないのではないでしょうか。都心の新橋、赤坂、神田、日本橋などでもビルと平屋が併存しています。なにも全部木造を壊せということではありませんが、民間の気ままな、カネにものを言わせたような住宅建設や地域開発が先行して、計画的な地域作りがあまりにも
土地が有効利用されていない東京... の続きを読む
工事原価ならびに一般管理費の内訳書というのは文字どおり経費の内訳であるが、その記載様式は、法律で決められている。利益処分計算書は、出た利益をどう使い、会社の成長に備えているかを表すもので、会社が自己資本をどのように充実しようとしているかを読みとることができる。これらをまとめ、実例をお目にかけよう。上場会社は大蔵省に毎年の決算を報告する義務がある。この報告されたものは、有価証券報告書という名前で出版
一年間の決算の例をあげよう... の続きを読む
「なかなか明細が明らかになりません。中小ハウスメーカーと比べると、大手ハウスメーカーの坪単価は100万円前後とほぼ5割増しの金額です。この5割増しの金額の根拠はなんなのか、大きくなった会社の経費や広告宣伝費に消えているのかもしれない」快適な戸建生活を提供するはずのハウスメーカーも実はさまざまな欠陥住宅を生んでいる。専門家がこれまでに出会った業者の決まり文句を解説する。次のような言葉を多用する業者ほ
『保証』という言葉を多用... の続きを読む
建築家が行うシミュレーションには、具体的な「生活」が存在しにくい。最近では、コンピュータグラフィックスの発達により、画面上である程度のシミュレーションが可能になった。道のむこうから誰かが歩いてきて、家の前を通りすぎる。その間、その家がどう見えるか。そんなシミュレーションは、コンピュータなら簡単だ。しかし、それは家をただの立体的な「箱」として見せているだけである。それでは、実際に家が完成し、建て主一
建築家が行うシミュレーション... の続きを読む
個室を与えることによって、彼らに自立心が育つなどとは、毛頭、期待していなかった。2人を別々にしてみると、どうだろう。案の定、やんちゃでずる賢い弟がいつも散らかし、片づけもしないことが判明した。やがて、新たな問題も起こった。弟が兄の部屋に興味を示し、なにかと理屈をつけて侵入するのだ。このとき、初めて兄の口から「オレの部屋に入るな」という発言が飛び出した。個室を与えたという意識がなかっただけに、私はと
家は本来、親のもの... の続きを読む
建替えに反対する人たちは、「ひびわれ、鉄筋の露出などは鉄筋コンクリート造りの建物に生じる一般的な経年劣化で、容易に修復が可能であるし、給水管、排水管とも二〇年代になると傷みがくるのがあたり前で、これらから建物の老朽をいうことはできない」とした上で、推進する人たちのいう電気容量が少ないことや、洗濯機置き場がないことなどは旧区分所有法第六二条一項でいう老朽要件にはあてはまらないとした。これに対して第一
建替えに反対する人たち... の続きを読む
マンションの広告やチラシで、住戸数が少ないにもかかわらず、妻側(建物の両サイド)の住戸プランだけを派手に掲載する業者は、最多江戸のプランに自信がない場合が多いようです。昨今売り出されているマンションは、広告や住宅情報誌を見ても、みな同じ間取りプランで客の目を引きません。しかし、妻側の住戸ならば3面採光が採れるので、少し変わったプランを作ることができます。そこで、そうした客寄せプランに魅かれてやって
客寄せプランは業者の常套手段... の続きを読む
いろいろなマンションを見て歩き、いざ買う段になって迷うのが〈何階に住むか〉ということでしょう。各住戸の間取りや価格を見比べながら、「1階の専用庭は魅力だな」「やっぱり眺望がいい最上階にしよう」「引越しが大変だから2階か3階がいい」など、さまざまな思いを巡らせることでしょう。そこで、チェックが必要なのは最上階を選ぶ場合です。建物上部のスラブ(コンクリート版)は太陽熱を蓄積しやすく、夏場などはかなり熱
寝苦しく電気代がかさむ部屋もある... の続きを読む
ご記憶にあるかどうか、二〇〇一年秋に東京で小学生の誘拐事件があったが、その犯人である塾経営者は一〇〇〇万円あまりの住宅ローンを返済できなくて犯行に及んだというもの。塾経営がうまくいっていないという事情を勘案しても、あまりに短絡的としか言いようがない。一〇〇〇万円という住宅ローンの金額にも驚かされた。この二倍三倍以上のローンを組んでいる人は山ほどいる。みんな苦労して返済しているのだ。犯人がどういうロ
本末転倒の思考に陥ってしまった... の続きを読む
住宅ローンの借り換えには、今のローンの抵当権を抹消して新たに借りるローンの抵当権を設定する費用や手数料などの諸費用がかかります、残高3000万円を残り30年で借り換える場合には約80万〜82万円、残高2000万円を残り25年で借り換える場介には約54万〜56万円程度かかります。なかなか結構な金額ですね。借り換えに伴う諸費用の大きな部分を占めるのが「ローン保証料」です。保証料は保証会社に連帯保証人の
住宅ローンの借り換え... の続きを読む
私たちはあまり意識していないかもしれないが、実は日常生活におけるさまざまな場面で契約行為を行っている。たとえば、八百屋で野菜ひとつ買うときの「これはいくらですか」「はい、300円です」「それではください」というやりとりも、口頭での売買契約の成立を意味する。これかクルマなどの高額なものになると、正式に文書を作成して契約することか多いが、口頭でのやりとりであっても、法的には売買契約が成立したとみなされ
値段の決まっていない買物をしていいのか... の続きを読む
住宅のトイレは常にキレイに清潔にしておきたいもの。なので掃除ももちろんですが、収納もとても大事。トイレットペーパーや掃除用具・人によっては介護用品、小さいお子さんの補助便座・サニタリー用品、または本を読んだりする人もいますよね。そういう物が全て丸見えになってしまうのは決してきれいとは言えません。できれば棚を設置して収納したいものです。いろいろな場所が考えられますが、スペースが取れる場合は、トイレの
住宅のトイレ収納の造り方... の続きを読む
私は北海道出身なので、夏がくると家族でキャンプに行くということが当たり前で、アウトドア体験も結構多くしている。けれど、同性の友達はもちろん、異性の友達ですらバーベキューぐらいしかしたことないよ?なんて人もいるから、アウトドアで育った私としてはびっくりしてしまう。かくいう私の夫もアウトドアをほとんど体験したことのない人だったが、子どもが生まれて小学校にあがるぐらいの年になって、やはりキャンプのひとつ
貸し別荘でアウトドア体験をしてみよう... の続きを読む
数値制御機やコンピュータ制御機といった、機械を作り出す機械であることから“マザーマシン”といわれる工作機械を製造する工作機械業界。産業用ロボットなどの産業機械業界。いずれも、日本は世界のトップクラスである。ただし、製造業を裏から支えている存在であり、そのほとんどが受注生産のオリジナル機械であるため、景気動向に強く左右される。それが端的に示されたのは、最近では大型のM&Aの話も出た2001年の工作機
工作機械を製造する工作機械業界... の続きを読む
最近は以前と違って、一度決まった見積額がいとも簡単に途中で変更されるのだから非常に困るのだ。建設中に責任者が呼ばれ、もう少し安くできないかと言われると咄嵯には返事できない。断るわけにもいかず、そうかといって簡単に「いいですよ」とも言えない。断れば次から仕事がないのだから泣く泣く引き受けることになる。そうすると、うちのような会社はさらに孫請けの業者にその金額を押しつけるだけだから、結局いちばん下の業
一度決まった見積額が変更される... の続きを読む
家が長持ちするかどうかは、木材がどれだけ持つかによります。それだけ家は長持ちすると言う理屈です。わかりやすく言うと柱や土台が腐らないようにすれば良いわけです。木材の寿命を縮めるもの、それは、木材を腐らせてしまう“腐朽菌”と呼ばれる菌類とシロアリに代表される虫たちです。双方とも湿気が大きな要因です。特に、木材腐朽菌が、家の寿命を大きく左右していると言っても過言ではありません。アメリカやカナダの家が1
家が長持ちするかどうか... の続きを読む
建て主への集金請求業務を営業担当者にさせる会社があります。その理由は、(1)建て主との人間関係は、営業担当者の方ができている。(2)工事管理担当者は、工事遅れとかの負い目を持つことが多く、追加変更工事をサービス工事にし易く、満足な集金ができそうもない。この2点です。これらの工事管理者を見くびった考え方で、このように経営サイドから見られる工事管理担当者は残念です。この逆に、工事管理担当者がお客様への
工事金請求書の作成と請求... の続きを読む
照明器具の予算は工事請負金額に含まれる場合とそうでない場合がある。通常は含まれない。また、業者によっては、照明器具が何万円までは予算内だが、それ以上の負担は発注主側の負担だったりする。事前の説明をよく聞いておくことだ。説明がなかったらこちらから質問すること。請負金額に含まれないと勝手に思っていて、自前で発注して損することがないようにしたい。照明器具は業者のカタログから選ぶことが多い。もちろん、自分
照明器具の瑕疵... の続きを読む
建築の維持管理では、鳥の糞の処理が大きな問題となる。たとえば賢く用心深い鳥を虐待しないでよける方法がある。それは、なんと釣り糸。釣り糸を鳩や鳥のくる場所に数本ピンと張る。すると鳥は、なにか仕掛けたなと思い、警戒して寄り付かないのだ。庭に花壇をつくった人には、花の少し上に数本、釣り糸を張り込むだけで絶大な効果を発揮する。賢い鳥かどうかの知恵くらべではある。駅舎には鳩で悩むところが多い。友人が自分のベ
建物に負荷をかける鳥の糞... の続きを読む
日本には、家賃を支払っている人に対する税制上の優遇措置がほとんどありません。税制上は分譲マンションを所有して居住する人が圧倒的に有利になっています。具体的には、(1)住宅ローン減税、(2)居住用不動産の譲渡の際の特別控除、(3)不動産取得税・固定資産税の軽減措置などの優遇措置があります。その中でも、(1)の住宅ローン減税は非常に有利な制度です。2008年10月には、政府が住宅ローン減税を過去最大規
「住宅ローン減税拡充」という絶好のタイミング... の続きを読む
東日本大震災、原発事故の発生から早半年が経過しました。少しずつに復興に向かっているようですが、原発事故に関してはいまだに収束が見えない状況です。この事故による健康への影響や農作物の風評被害等に関しては連日報道がなされていますが、最近は土地の価格暴落という問題も耳にするようになりました。この件については、国が買い上げ(もしくは借り上げ)することを検討しているそうですが、それでもいつか以前のように生活
震災で変わってしまった土地... の続きを読む
賃貸情報の中で分譲賃貸の割合はとても少ないといえます。わざわざ賃貸よりもグレードの高い物件を賃貸に出すわけですので、なんらかの事情があることがあります。例えば、せっかくマイホームを購入したのに、海外や地方へ転勤になったなどです。又、競売などで安く手に入れた個人などが、リフォームで少しだけ手を加えて、賃貸市場へ出している場合もあります。室内や共用設備のグレードが高い割には、周辺との家賃の差はわずかに
分譲賃貸の賃貸情報は少ない... の続きを読む
旅の途中でたまたま入ったカフェは、和風のインテリアがとても素敵でした。よく見ると、中古一戸建てを改装したようです。外観も日本家屋をじょうずに利用した建物で、小さな木の看板にはカフェではなくて、「休憩所」と書いてあるので、ちょっと興味がわいて入ってみたくなったのです。のれんを押して中に入ると、畳敷きのところからは靴を脱いであがります。各テーブルに飾られた花を生けてある花瓶も、ちょこんと並んだお座布団
中古一戸建てを改造して和風のカフェに... の続きを読む
熱源設備とは高層マンションによくあるもので、室内に熱を確保するために使う装置のことです。昔は石炭や重油などを使っていたのですが大気汚染を防ぐために最近では電気や都市ガスを利用しています。この機構はほかにもビルや船舶、列車にも使われています。昔はヒートポンプという機構が主流でした。これは熱の伝道効率がいい物質を利用し、熱を吸着させたり戻すことによって気温を調整する方法です。ほかにも温水と冷水を用いて
高層マンションにある熱源設備... の続きを読む
都心の高いビルの上から東京を一望してもわかるように、まず平野部は見波すかぎりビルや住宅で埋まっている。眼下は坪当たり数千万円、はるか地平線のほうでも坪当たり100万円を超えるとすると、そこに地方から出てきた若者が1戸建ての住宅を持つなどということは、不可能と断定できよう。大企業の管理職になっても、はたしてかなえられるかどうかといったぐらいに高根の花になってしまった。しかし、電車や高速道路で約1時間
抜本的な土地対策への手がかり... の続きを読む
長期優良住宅を建築する際には国からの補助として、所得税と地方税が減額になることは先にお話しましたが、そのほか、住宅取得にかかる税金も減額となります。これだけ聞くと、国がとてもバックアップしているように聞こえますが、減税額を詳しく知ると、本当に国民のために考えられた政策なのか、疑問が残るばかりです。例えば年収500万円、700万円、1000万円の方がいるとしましょう。年収が500万円と700万円では
長期優良住宅制度とは... の続きを読む
値下がり希望は属性や地域によってかなり違いが存在する。大阪は東京よりも値下がりを希望する割合は低い。男女別に見ると、女性のほうが男性より値下がりを希望している割合が多い。男性は職場の状況や見聞に左右されるのだろう。年代別で見ると、平成一五年までは二〇歳代で八割以上がなお値下がりを希望していたが、一六年に入って、年齢による差はあまり見られなくなる。「持ち家族」「借家族」、親などが家を持ち、いずれ相続
値下がり希望は属性や地域によってかなり違いがある... の続きを読む
収入付マイホームを最初から計画すれば、サラリーマンでも十分に、マイホームが持てる。こんなに地価が高くなってくると、完全なマイホームを持つのも段階的な考え方が必要のようだ。最初に格好よく、マイホームだけを建設しようとすると資金的に無理をきたして、返済できず、結果的に競売にかけられ、借金だけが残るという悲惨な結末になる。そこでまず見栄を捨てて、実を取ることをすすめたい。私の場合、中古物件であった会社の
見栄を捨てて貸室付マイホームに... の続きを読む
2008年に入ってからは、不動産は弱含みで推移しており、不動産価格は下落、利回りは上昇傾向にある。ファンドを組み、高値で不動産購入をしていた企業の破綻は、レイコフやアーバンをはじめ、上場企業を中心に今後も出てくるに違いない。このような物件が市場に開放されることになるため、不動産価格の下方圧力は一層、進む。もちろん不動産投資は、簡単な投資ではない。ウソがあって当たり前の世界であり、そのウソを見抜かな
不動産は弱含みで推移... の続きを読む
住宅を建てたり買ったりする場合に非常に重要なことは、都市計画上の用途地域によって決まっている「建ぺい率」です。なぜならば、なにしろ世界で一番高額な土地の上に建物を建てるわけですから、どのくらいの建物が建つかで、その土地が、自分の必要としている建物に合うかどうかが決まってしまうことになるからです。もちろん建売住宅を見ると現実に建っているわけですから、心配はいらないわけですが、なかには建ぺい率ぎりぎり
わからなければ話にならない建ぺい率・容積率の秘密... の続きを読む
単身生活に大きな家は必要ない。ましてや一戸建ては維持・管理に大変なエネルギーを要する。多くの単身者は、戸建てよりも、利便性の良いマンションに住みたがる。また同じマンションでも、子供が結婚や独立をし、夫婦だけになってしまったら、新しい生活スタイルを求めて、3LDKや4LDKの間取りを2LDKにリフォームしてしまう例も珍しくなくなってきた。これまでは住宅については、「増築」するのが普通だった。だが最近
家族の人員減に伴う住宅・間取りの変化... の続きを読む
夏、太陽が高く南の窓から部屋に日がさし込んでいないのに、窓の側にいると強い暑さを感じます。これを「照り返し」といいますが、反射しているのではなく、空からの日射で地面や向かいの家などが暑くなり、そこから遠赤外線が放射されるもので、専門的には「二次輻射」と呼びます。掃き出し窓の前を石やタイル張りのテラスにしたりすると、これが蓄熱してしまい、日が沈んでからも窓から遠赤外線が入ります。ぶどう棚や藤棚はこれ
照り返しに注意... の続きを読む
ハウスメーカーの営業であれば当然そうだろう。木造メーカーのほとんどの商品が2階建てである。商品の枠を超えて家づくりをすれば、当然価格は高くなる。近隣説明も面倒だ。ましてや、建築主の第一の希望が予算なのに提案などできるわけがない。十分、ハウスメーカーの家づくりの特質を説明した。こうした相談が実は一番多かったので、なんのためらいもなく、ご主人に尋ねた。「工務店で検討されては、いかがでしょう」すぐに、ご
購入した建築条件付の家は嫌い... の続きを読む
全体コストと建築構造が決まり、施主のイメージを汲み取った上で、いよいよ実施設計にはいります。すでに大まかな間取りも決定している段階です。ここからが設計者にとっても本番となるわけで、正念場といってよいでしょう。ところで、実施設計とはなにかというと、施工のとき実際に使う素材を決めるとか、床、壁、天井の色の検討、さらには。水廻りのスペック(たとえば、トイレはウォシュレットにするか否か)など具体的な仕様を
いよいよ実施設計に... の続きを読む