隅田川流域エリア、臨海再開発エリア、山の手北部エリア、山の手南部エリア、東急沿線、中央・西武新宿沿線、西武池袋・東武沿線などです。それを、より端的に東京圏も含めた全国の都市(農業地帯の街を除く)の区分けとして定形化して捉えるのであれば、ほとんどの住宅街は、山の手、下町、近郊、郊外(または、郊外型ニュータウン)、臨海型ニュータウンの5種類に分けられると思っています。それ以外は、農村、漁村、別荘地ぐらいしかないのです。
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つまり、江戸時代から栄えていた歴史的なエリアは山の手と下町であり、その後の近代化によって生まれた近郊(戦前から発展した郊外)と郊外(戦後に発展した郊外)があり、加えて、産業の空洞化で生まれた住宅地が臨海型ニュータウンです。マーケット特性の傾向を調べれば、その将来性の序列は簡単につけられます。やはり、山の手と近郊の丘陵地が絶対的に優位なのです。一方、戦後に発展した郊外やニュータウンの多くは衰退するでしょう。人口構造が偏っているのですから必然的にそうなります。下町は、先進各国の例にもれず、今後はスラム化する可能性が高いでしょう。これは、格差社会がもたらす必然的な結果です。技術力や知的資産を持たない単純労働者が暮らす街のリスクはそれだけ高いのです。