子供は恐ろしいほどの見る目をもっている

2011.12.09

子供は一般的に形よりも雰囲気を察知するほうが得意です。大人は時として、中身よりも形式にこだわる傾向があります。ということは、形は立派でも、そこに心が通っていなければ、子供は温かみを感じてくれないことになります。これを子供部屋に置きかえてみるとどうなるのでしょう。ただ頭数で割りふった子供部屋から、親の愛情を感じてくれる子供がどれほどいることか……。1度は拾てられたはずの卓袱台に家族の「だんらん」を見いたしたM被告の行動は、家族の崩壊を暗示的に語っているのかもしれません。

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家族で食卓を囲む行為も、子供部屋を与える行為も、そこにはふれあいが必要です。形式だけの行為では、いずれ子供に見破られてしまいます。両親の仲がよいかどうか、自分を受けとめ、愛してくれているかどうか、いくら子供の前でとりつくろっても子供は恐ろしいほどの見る目をもっているのです。





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